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こんにちは区長です(平成30年1月1日)

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更新日:2018年1月1日

平成30年1月1日

 新春を迎え、区民の皆様に謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 昨年、台東区は区制発足七十周年を迎え、記念式典や様々な事業を通して、区民の皆様とともにお祝いすることができました。
先人たちの英知とたゆまぬ努力によって築かれてきた歴史や文化、伝統を後世にしっかりと継承し、台東区政の更なる発展に努めてまいります。
 また昨年は、二月に台東区の名誉区民第一号であり、日本画壇を代表する横山大観画伯の自宅兼画室・庭園が国の史跡及び名勝に指定されました。
また、上野動物園に念願のジャイアントパンダ「シャンシャン(香香)」が誕生し、多くの人々に喜びと感動を与えてくれました。
 東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで二年余りとなりました。
 台東区には、世界文化遺産に登録された国立西洋美術館をはじめ、本年リニューアルオープンを予定している「旧東京音楽学校奏楽堂」や、
靴や鞄、ジュエリー、玩具・人形等のものづくり、江戸時代から続く伝統行事など、世界に誇れる宝物が数多くあり、大きな魅力となっています。
昨年策定した「たいとう文化発信プログラム」を柱として、「歴史と文化のまち」台東区の魅力を、国内外に力強く発信してまいります。
 さらに、区民の誰もが健康で安心して暮らし続けられるよう、子育て家庭や高齢者、障害者を支援するための施策を一層推進します。仕事と子育ての両立を支援し、
安全で安心な放課後の居場所づくりを進めるため、石浜小学校と蔵前小学校にこどもクラブを、そして大正小学校で放課後子供教室を実施する予定です。
また、障害者のための施設整備や、高齢者にとって身近な地域包括支援センターの機能強化を図るとともに、認知症高齢者の早期診断・早期対応などの取り組みを推進します。
 次代を担う子供たちのためにも、台東区の将来像を描き、進化するまちを創造していくことが重要です。そこで、二十年後を見据え、区政運営の最高指針となる新たな基本構想を策定します。区民の皆様が愛着と誇りをもち、世界に輝くまちとなるよう、本年も全力で取り組んでまいります。
 新春にあたり、本年が皆様にとりまして輝かしい、幸多き一年となりますよう、お祈りいたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。

台東区長 服部 征夫

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