こんにちは区長です（平成31年4月20日）

　4月20日（土曜日）、新緑の映える隅田公園内に設営された特設馬場で、平成最後の浅草流鏑馬が開催されました。また、山谷掘広場では、同じく日本古来の伝統行事である草鹿（くさじし）が行われました。
　浅草流鏑馬は、かつて江戸時代に浅草神社の正月行事として実施されていたものを観光行事として復活させたもので、今年で37回目を迎えました。近年では、日本人はもとより外国人観光客からも注目を集めるなど、日本屈指の看板行事となっています。
　私は、海外との積極的な交流を通じて、産業や観光をはじめとした区の魅力を直に知っていただくため、3年前からこの浅草流鏑馬に各国大使館関係者を招待してきました。今年は、大使館関係者の招待に加え、日本オーストリア友好150周年を記念して、フーベルト・ハイッス駐日オーストリア大使閣下に、流鏑馬の指揮を執る総奉行を務めていただきました。
　当日は、素晴らしい天候のもと、鎌倉武士の狩装束を身にまとった射手が的を射抜いていく迫力ある様子を、10か国31名の大使館関係者の方々と一緒に観覧したほか、オーストリア大使館の関係者の皆様と記念撮影を行うなど、交流を深めました。
　私は今後も、様々な機会を捉えて、国内外の都市との連携・交流を深め、更なる魅力の発信に努めてまいります。