こんにちは区長です(令和5年5月26日)

　5月26日（金曜日）、区内で活動する浅草消防少年団が訪問されました。
　浅草消防少年団は、昭和52年に結成され、長年、規律ある団体活動や奉仕活動などを通じて、防火防災に関する知識や技術を持ち、かつ責任感と思いやりのある青少年の育成に努めており、現在は高校生以下、63名の少年少女で構成されています。
　令和4年度にその活動の功績が認められ、特に優良な少年消防クラブとして総務大臣賞を受賞されています。
　この総務大臣賞は、地域防災力の向上に資する活発な活動を行い、他の模範である少年消防クラブに対し、贈呈されるもので、令和4年度は全国で14の団体が受賞しており、今回の受賞はその一つになります。
　特に、火災予防運動の広報活動をはじめ、消防団操法大会での演技披露や地域住民に対する火災予防パトロールの実施など、地域に密着した積極的な活動によって、防火防災意識の普及啓発を図っていることが評価されました。また、コロナ禍の中でも、リモートでの研究発表や非常食を活用したレシピ本の作成など、できる限りの工夫を行い、意欲的に継続して活動を行っていました。
　地域において、このように子供たちが活動を継続し、全国的にも評価されたことを私は誇らしく思います。
　地震や豪雨など、災害はいつ、どこで起きるか分かりません。災害時の被害を最小限にくいとめるためには、日頃の備えとともに、地域防災力の向上が重要です。
　浅草消防少年団で活動された皆さんが、将来、地域の防災リーダーとなっていただけることを期待しております。